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沖縄土産に最適!自分でつくる琉球グラス

「自分用におしゃれなお土産がほしいな〜」

「いつもお世話になっている両親に何かプレゼントしたい!」

「沖縄らしいお土産がほしい」

とお考えではないでしょうか。旅の終わりのショッピングタイム。楽しかった思い出を残せる何かを買えたら素敵ですよね。

そんな方には、「琉球グラス」がおすすめです。琉球グラスは沖縄の伝統工芸品。色鮮やかで涼しげなグラスは、食卓に彩りを添えてくれますよ。

そこでこの記事では、琉球グラスについてご紹介していきます。

ぜひ最後までお読みください。

独特の美しさの秘密は廃材から生まれた「再生ガラス」

現在の琉球グラスの約3割は、廃瓶から再利用された「再生ガラス」。泡盛の一升瓶ならブラウン系、コーラの瓶ならグリーン系など、原料の瓶により色味が異なります。また不純物が混ざりやすく、気泡が入りやすいことも、あの沖縄を感じさせる独特な風合いになる理由の一つ。「再生ガラス」が、琉球グラスの魅力を引き出しています。

再生ガラスが使われるようになったのは、第二次世界大戦後。ガラスの資材が手に入らなくなった事により、職人さんたちが、駐留米軍が飲んだジュースやお酒の廃瓶に目をつけたのが始まりです。

その廃瓶を再利用し、復活させたのが、「今日の再生ガラス」を使った琉球グラス。現在までその製法が受け継がれたり、改良されたりしながら、発展していきました。その独特の色や形の美しさが注目され、平成10年に伝統工芸品に指定されています。

近年では、SDGS の分野でも注目。廃自動車の処分されるしかなかった窓ガラスを、使った琉球グラスなどもつくられ、環境と伝統を繋ぎながら発展していっています。

廃車となった車の窓ガラスを再利用し、ガラス食器に生まれ変わった作品「mado」シリーズ。シックな色のグラスは、お酒によく合いそうです。

参照:琉球ガラス村HP

魅力は沖縄を感じるぷっくりとした形とカラフルな色

琉球グラスの魅力は、気分が落ち着くぽってりとした形と、沖縄を感じさせるカラフルな色。お気に入りのお酒やジュースを入れ、食卓に並べると一気に華やかになると共に、気分が落ち着き、素敵な時間を過ごせます。

気分が落ち着くぽってりとした形ってりとした形の秘密は、職人さんが吹き竿に空気を送り込み、形づくる工程。送る込む空気の量などにより厚みや形が変わり、1つとして同じものはありません。

またカラフルな琉球グラスは、かわいいだけでなく、色ごとに願いが込められています。

– 赤
太陽を表し、恋愛運や金運の向上、幸福・健康・願いを実現してくれくれます。

– オレンジ
沖縄の「朝夕」を表し、感謝や反省の心を表しています。また金運や商売繁盛、健康・豊かな人間関係の実現にも効果的です。

– 黄色
前進」を表し、努力や平和・家庭円満を意味します。

– 緑
沖縄の豊かな「大地」を表し、平和や生命力、安定への想いが込められています。

– 青
琉球ガラスを代表する色で、「海」を意味しています。恋愛運や仕事運、学問運の向上が期待されます。

– 水色
「空」を表現。琉球ガラスの水色は出逢いや友情や健康を表しています。

– 透明
「開運」を表し、素直さや正直さ、先を見通す力が養われるとされており、成功まで導くよう願いが込められています。

もちろん好みで選ぶのもよいですが、自分や贈る方への願いを込めて選ぶのも素敵です。

雨の日OK!思い出になる自分だけの琉球グラス作り

せっかくの沖縄旅行。時間があれば、琉球グラス作りを体験するのもおすすめです。家でグラスを使うとき、沖縄旅行の風景や思い出が甦る、世界に一つだけの思い出のグラスが作れます。

琉球グラス体験は、ベテランの職人さんが、しっかりフォローしてくれるので、初めての方でも安心。色やデザイン、形をイメージしながら、一つ一つの工程をおこなっていきます。

1番ドキドキするのは、吹き竿で空気を送る時。送り込む空気の量により形が変わるので、どのような形になるのかワクワクしっぱなしです。

グループやカップルで体験すると、その形がみんな違うのも楽しい。全部で1時間程度と、それほど時間もかからないので、工程に含めるのもおすすめです。

沖縄に訪れたら自分だけの琉球グラスを手に入れよう

琉球グラスは、今日までさまざまな困難を乗り換えてきたグラス。その色鮮やかなグラスには、今までの歴史や職人さんたちの願いが刻まれています。

そのような琉球グラスを自分でつくってみると感慨深く、思い出に残ること間違いなし。

訪れた際は、つくってみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。