「沖縄でしか味わえない大自然を体験したい!」
「大石林山では何が体験できるの?」
「パワースポットといわれる大石林山が気になる!」
とお考えではないでしょうか。
パワースポットや、絶景スポットとして名前を聞いたことがあっても、どういう場所かを分からない方も多いですよね。
そこでこの記事では大石林山の魅力についてご紹介します。
圧倒的な力強さと長い歴史を持つ偉大な森ですが、トレッキングしやすいので、どなたも大自然を満喫できますよ。
ぜひ最後までお読みください。
目次
大石林山は2億5千万年前の石灰岩が、長い年月の間、雨水などにより侵食されてできた、世界最北端の熱帯カルスト地形。巨大な奇岩や巨石が林立し、独特の景観を作り出しています。貴重な地形、生息する動植物、神話や拝所などテーマがたくさんあり、好きなテーマを巡るトレッキングができるのが魅力です。
大石林山は、「やんばる国立公園」の特別地区内にある森。亜熱帯特有の植物が生い茂り、特別天然記念物のヤンバルクイナをはじめ、数々の固有種が生息しています。
また琉球王国の祖「アマミキヨ」が降り立ち、沖縄最初の聖地「安須杜(アシムイ)」を創ったといわれる神聖な場所。琉球王朝時代から王家の繁栄、五穀豊穣、航海安全を、国王がこの地で祈ったとされ、神話や拝所が数多く点在しています。
亜熱帯特有の植物と、巨石が織りなす風景は、まさに絶景。いくつも残る神話や歴史、神々のパワーを感じながら、美しい大自然の中をトレッキングできます。
大石林山では、亜熱帯の森と巨石が織りなす絶景を、満喫できるさまざまなアクティビティが用意されています。トレッキングコースは、いずれも30分程度で周れるので、初心者の方も安心です。
パワーや言い伝えを持つ岩から、元気をもらったり、亜熱帯植物が広がる大自然に癒されたりと、訪れるだけで気持ちがスッキリします。
ぜひ興味があるテーマのトレッキングコースを体感して、感動を味わって味わってみてください。
トレッキングコース
※全4コース。「奇岩・巨岩コース」+「美ら海展望台コース」を合わせて、約1時間になります。時間がある方は一緒に体感するのもおすすめです。
巨石群の見どころ
亜熱帯植物の魅力
その他のアクティビティ
バードウォッチング: 多くの野鳥が生息しており、バードウォッチングも楽しめます。
大石林山や、沖縄最北端に位置していますが、那覇市内から約2時間とアクセス可能。美ら海水族館がある本部エリアからも約75分と、そちらを起点に観光されている方にも便利です。
周辺にか辺戸岬や茅打バンタなどの絶景スポットも。大石林山周辺をぐるっと回ってみてはいかがでしょうか。
沖縄最北端の岬。太平洋と東シナ海の荒波が断崖に打ち寄せ、水しぶきが崖の上まで上がり、ダイナミックな景観を楽しめます。晴れた日には、水平線上に与論島が望め絶景です。
駐車場横のビルの3階には、展望デッキがあり、北側に180°を超える大海原、南側に2億年以上前の石灰岩を眺望でき、美しさに癒されます。
一息つきたい休憩にもおすすめです。
住所:沖縄県国頭郡国頭村辺戸973-5
高さ80mの断崖が、東シナ海へ向かって切り立っているポイント。展望台からは、沖縄海岸国定公園の海が一望できます。濃い青のグラデーションの海と、緑の山のコントラストは絶景です。
バンタとは沖縄の言葉で「崖」。崖が束ねた茅を投げ込むと、下から吹き付ける風でバラバラとほどけてしまったことから、名前がつきました。
押し寄せる優しい波の音と、顔に当たる風が気持ちよい場所です。
住所:沖縄県国頭郡国頭村字宜名真
国指定天然記念物のヤンバルクイナを、観察できる場所。ヤンバルクイナの生態や環境の状態がわかる資料ブースや、実際に生息する環境を再現した観察ブースがあります。
観察ブースで見られるヤンバルクイナは、サービス精神と好奇心が旺盛。自然体で水浴びしていたり、私たちの窓の方に近づいてきてくれたりと、かわいい姿に癒させます。
自然のヤンバルクイナは、人の気配に気づくと、姿を見せない生きもの。こちらに会いにくるのもおすすめです。
住所:沖縄県国頭郡国頭村安田1477-35
営業時間:9:00〜17:00
入場料:高校生以上 700円 小・中学生 300円
定休日:水曜日
大石林山は、2億年前の地殻変動によって生まれた巨石群や、亜熱帯植物を楽しめる場所。岩や植物、青い海が織りなす絶景は、訪れる人々を魅了しています。また沖縄の創世神話に登場する聖地としても知られ、神秘的な力も感じる場所です。
大石林山は、そのような見どころたっぷりな場所を、トレッキングで体感できるのが魅力。どのコースも30分程度と手軽に、奇岩・巨石、珍しい植物などの美しい景色と、遺された歴史満喫できます。
那覇からも2時間程度で、日帰りも可能。ぜひ大石林山を訪れて、沖縄の自然と歴史を感じてみてはかがでしょうか。
最後までお読みいただきまして。ありがとうございました。
◆大石林山◆